SQL Server Data Tools は、ざっくばらんに言っちゃうと、VisualStudio で SQL Server の開発・管理する!機能です。
特筆すべき点は、
- ストアド、ファンクションのソース管理ができる
- 単体テストを組み込める
あたりかと。
インストール
インストールは、Microsoft Web Platform Installer からします。
VisualStudio2010および2012に対応したバージョンがあります。
使い方
使い方もざっくりと。
- SQL Server オブジェクト エクスプローラー でデータベースに接続
- 該当のデータベースを右クリして、新しいプロジェクトの作成
- 作成すると、データベースプロジェクトが読み込まれる
- テーブル定義、ファンクション、ストアドが *.sqlファイルで読み込まれます
スクショが無いとなかなか説明が難しいですが…
実際に開発する時には、LocalDBにもSQLやデータが入ってたほうがいいのですが、自分が試したときには入っていませんでした…
ってことで入れてみようとした手順が以下。
LocalDBへ反映
- 該当のデータベースを右クリして、データ層アプリケーションの抽出
- 適当なフォルダへ*.dacpacファイルを保存
- LocalDBの該当データベースを右クリして、データ層アプリケーションの公開
- 保存した*.dacpacファイルを選択して公開
したかったのですが、どうやら該当データベースでFILESTREAMを使っていたのがよろしくなかった模様。
LocalDBはFILESTREAM未対応…orz
ということで、開発作業自体はデータベース直接いじって、スキーマ比較で更新してソース管理って流れかな?
----追記
LocalDBへの反映は、データベースプロジェクトの実行でもいいみたい。
でも、FILESTREAMには対応してないので、結果までは行きませんでした・・・
とりあえず、実行だけしたい!というときは、
プロジェクトのプロパティ → プロジェクトの設定 → データベースの設定 → 操作性のタブ → 既定のFILESTREAM ファイル グループ
上記を空にして、ビルドの通らないFILESTREAMのSQLをコメントにすれば、一応は動きました。
ちょっと強引過ぎる気もするし、最終的には実DBでの検証は必須ですね。