手持ちのSurface Pro 2に仮想マシンを1台入れているが、ストレージが256GBで仮想マシンに80GB近く取られていたため、空き容量が10GBを切る事態になってしまった。
これでは元も子もないということで、仮想マシンを外部ストレージに退避して、必要な時だけ接続して起動するようにしよう!と決めた。
が、失敗したのでそんなお話。
最近はUSBメモリも手ごろになってきて、USB3.0で128GBでも5000円を切るケースも見受けられるようになってきた。
USB3.0なら速度も十分だし、WindowsToGo対応モデルも3.0だ。問題ないだろうということでポチり。
で、ベンチで測ったところ、Readで160MB/s近く出ている。
これは速い!コスパすげー!と驚いていた。
VHDのコピー速度も実測で70MB/s出てる。SATA2のHDDよか速いのでは?と思えてしまう。
これならHyper-Vでも問題ないだろうと、いざ設定をして起動!
・・・・起動時間30分以上とは。
あれだけReadもWriteも速いのに、なぜこんなにも遅い!?
せっかく購入したものなので、どうにか運用にのせたい!ということで色々調べたりした。
どうもシーケンシャルな動作には強いが、ランダムアクセスが苦手らしい。
確かにベンチでは激しく遅かった。(0.005MB/sとか)
そもそもUSBメモリはファイルの移動メインとなるので、シーケンシャルアクセスに特化しているらしい。
また、WindowsToGo対応モデルとなっているのは、SSD的なチップが入っているモデルらしい。
実際に使うとリムーバブルディスクとしてではなく、通常のディスクとして認識したりするらしい。
こちらの場合は、スペックが高いのはもちろん、上述したランダムアクセスも速い。
また、当然のごとくお高い。
USBメモリで仮想マシンを運用したいのであれば、WindowsToGo対応モデルでないと無理。マジで無理。
でも、ファイル移動等に使う分には今のUSB3.0のメモリは本当にコスパが良い。
お仕事のセキュリティ上で使えるケースは減ってきてはいるが、大きなファイルを無線ネットワーク経由で移動は辛い。という場合とかに非常に役立つと思う。
で、Surface Pro 2の問題は解決してないが、とりあえず2.5インチHDD+USB3.0ケースで手を打とうかなと思ってたりする。
これだと500GBで5~6000円くらいで済みそう。
----追記
情報として現状でのCrystalDiskMarkでのベンチ結果を追記。
スコアは購入時とほぼ同じだった。
BitLockerを有効にしているが、こちらもスコア上は殆ど差がなかった。
現在のフォーマットはexFAT。Hyper-Vで使いたい場合はNTFSだが、体感パフォーマンスは完全にexFATのが上。ベンチはあまり差がない。