たまたま機会があって、Office2019をテスト環境にインストールする事になったのですが、これがまぁ想像以上に面倒でした。
結論から言うと、普通に使うなら素直にOffice365ライセンスを購入した方が、だいぶ精神衛生上良いですね。
大抵の場合、PC購入にバンドルされていたりするので、問題なく使用できるかと思いますが、ボリュームライセンス購入時は、2016以前と比べて分かりづらくて大変!と感じる人が出てきたりもするんじゃないでしょうか?
インストール作業自体が変わった
Office365の場合はブラウザ上からダウンロードしてインストールという流れでした。
そして、Office2019の場合、Office展開ツールというものを使う事になるんですが、これがなかなか面倒な代物で、今までのようなインストールウィザードのようなものではないのです…。
作業手順
作業手順は、こちらのサイトを参考にさせて頂きました。
大変助かりました!!
大枠の流れは、
1. Office展開ツールのダウンロード
2. ダウンロードファイルの展開
3. Configuration.xmlの作成
4. setup.exeの実行
となります。
1と2の作業は難なく終わりましたが、3.configuration.xmlの作成がよくわかりませんでした。
Office 2019 の展開 (IT 担当者向け) | Microsoft Docs
この辺りのリンクが参考になりそうでしたが、コレ全部手で書くの!?と衝撃を受けました。
が、Office Customization Toolというサイトで、configuration.xmlを生成する事ができるようです。
ここで必要なライセンスの形態や必要なアプリを選択します。
何となく、コレがインストールウィザード替わりなのかな?と思ったりもしました。
右上のエクスポートボタンで、ファイルを展開先のフォルダへダウンロードして準備OK。
そして、コマンドプロンプトで展開先のフォルダのsetup.exeを実行します。
私の試した環境では、PowerShellでの実行はエラーになってしまいました。あくまで、コマンドプロンプト、そして管理者実行で作業する必要がありそうです。
setup /configure configuration.xml
で、ようやくインストールが開始され、無事Officeを使う事ができるようになりました。
まとめ
一度理解してしまえば、Configuration.xmlは使いまわすだけだし、コマンド叩くだけだし簡単じゃん!と思いますが、Configuration.xmlについて理解しておく必要があるのと、OSデフォルトになったはずのPowerShellがインストールに使えなかったというのが、今回のハマりポイントでした。
大規模な企業であれば、展開ツール系はよく使われているかと思いますが、そこまでまとまった台数を扱わない会社では、手作業でインストールしてたと思うので、いきなり展開ツールを強要されても困りそうな気がします。予告とかはあったりしたのかな…?
あと、店頭購入ライセンスだとどうなるかも気になりますね~
お客さんに店頭購入のOfficeを買ってもらうことがあったのですが、Microsoftアカウントが必要とかPCにあまり詳しくない方への説明が難しかった記憶があります。
まさか1、2台インストールするために、展開ツールを使えって事は無いと思いますが…。
慣れということでしょうか・・・?
Microsoft Office 365 Solo (最新 1年版)|オンラインコード版|Win/Mac/iPad|インストール台数無制限(同時使用可能台数5台)
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログ (7件) を見る
関連記事
Office365BP OneDriveの空き容量が無くなってしまった話 - PG.Lib
Office 365 にドメインを追加した話 - PG.Lib