先日購入したDJI Osmo Nanoを早速使ってみました!
DJI Osmo 360、DJI Action5 Proとの比較もしています。実際の映像と合わせて見てもらえればと思います。
画質設定
機種ごとに若干違う部分もありますが、以下のように3台ともなるだけ同じ設定しています。
- 4K 60p 10bit
- 水平維持
- 高ビットレート
- ISO 100 ~ 3200
- ホワイトバランス自動
アップした動画には公式で配布しているそれぞれのLUTを適用しています。
また、360はシングルレンズモードにしています。
画質は強い!
Nanoはレンズ側だけにすると非常にコンパクトになりますが、Action5 Proにひけをとらない画質、暗所性能でした!
並べてみると細かい点でAction5 Proが良い感じもしますが、ほぼ変わらないんじゃないですかね?
このサイズで実現してるのは凄いなーと感じました。
後述するデメリットもありますが、用途が合えばコンパクトに運用できるNanoは良いのではと思います。
熱停止問題
Action5 Proと同じ高画質設定で動作させていたら熱停止をしてしまいました。おおよそ15分程度でした。
画質設定の画面でも長時間録画するなら耐久モードにしてね。って出てるので当然の結果かと思いますが…
原因はいくつかあると考えています。
ディスプレイに接続していた為
ディスプレイに接続したまま録画していたのですが、レンズ側的には充電した状態での録画になります。
そうすると当然発熱すると思うので、レンズとディスプレイは外した状態で使うのが良いのかもしれません。
熱停止した後は接続端子部分が結構熱くなっていたので、大きな原因になってるんじゃないかと睨んでいます。

改めてレンズだけの長回しは試してみたいと思います。
純正ケースに入れていた為
レンズ側の保護ケースが純正で用意されているのですが、ケースに端子が入っています。

ディスプレイ ー ケース ー レンズ
上記のようにバイパスしているだけなのですが、ここに熱を持ってしまっている可能性もあるのかなと推察しました。
電力共有とデータ送信を一緒にやっているので、負荷は高そうだなーと考えています。
耐久モード
まだ具体的にどの設定が変わるかは調べていないのですが、試してみた限りでは
- 10bitが使えない
- ISO感度が落ちる?
という感じで画質設定が結構落ちてしまいそうです。
個人的にはあまり使いたくないので、耐久モード使わない範囲で画質を確保しつつ、どういう運用がいいのか探っていきたいと思います。
帽子にはやや重い? かも?
レンズを帽子につけて使うスタイルを考えていたので、試しに付属のマウントを使用して取り付けてみました。

………ちょっと重い。長時間付けていたら首が疲れるかも。って重さです。
帽子のつばの先端につけるので、より重さを感じてしまいそう。重心を変えれば結果が変わってきそうです。
そこで帽子のつばか、おでこ辺りにプレート入れてマグネットマウントしたらいいかもと考えてます。
マイクを繋いでもディスプレイは出してほしい
Nanoに限らない話ですがDJI Micを繋いでいるとリモートディスプレイやスマホでの表示確認が使えないという仕様が辛い…
特にNanoはディスプレイが売りだと思うので、出来るようになってほしいですね。
POVなんかだとどういう風に撮れているか?って確認をしたいですし。
個人的に繰り返し主張していきたい点ですw
まとめ
まとめると画質には満足、熱停止に注意。という感じでした。
使ってみてAction5 ProとNanoはキャラ被りしてると思ったんですが、想像以上に別キャラでした。
安定をとるなら間違いなくAction5 Proですね。長時間も強いし画質も良いしで間違いないと思います。
Nanoは思った以上に尖っていましたw
使うケースが万能ではないので自分の使い方に合うかの見極めが大事そう。
360はまぁ特殊ですよねw
予想していましたがシングルレンズモードだと画質は明確に他と比べて劣りますね。
仕様は片面4Kとはいえ180度画角から相当狭めているので、使っている画素数は結構減ってるのではと考えています。
なので手振れ補正を水平維持やめれば画角が広がって改善されるかもしれません。とはいえ十分綺麗な画質だと思います。
Osmo Nanoは、まだファーストインプレッションに近いので、もう少し深堀して検証したいと思います!


