前回のHDDに続いて、データ管理の運用がいよいよ定まってきたので紹介します。
<導入した機種>
QNAP TS-251D
<選んだ理由>
NASで遊んでみたかった
いきなり本音ですw
10年くらい前にとある外付けHDDメーカーのNASを買って、本体が壊れてデータ吸い出すのに苦労して以来、NASに手を出すのに抵抗感があったのですが、Googleフォトの乗り換え先を探していて、色々調べていたら機能の豊富さに目がくらんでしまったのです。
URLリンクで外部共有ができる
Googleフォトでやってた同じ事がやりたかったので、これが本来の目的です。
実家とかにアルバムを共有するのに、URLだけ送れば写真が見れる。という運用にしたかったのです。
フリマで安かった
QNAPやSynologyのNASは、意外とお高いのでなかなか手が出なかったのですが、フリマを見ていたところ、カスタマイズされたものが結構お得な価格で出ていた為、勢いで決断をしてしまいました。
<今の構成>
購入した機種は2ベイのタイプです。
1つのベイには余った2.5インチ SSDを搭載しています。
こちらにはアプリを中心にインストールする、いわばOSドライブ的な役割にしています。
もう1つのベイには3.5インチ HDDを搭載して、データドライブとして使うようにしています。
<使ってみて>
想定外の機能の豊富さ
ちょっとしたアプリベースのレベルでしょ。って思ってましたが、全然違いました。
ファイルの共有なんてオマケレベルですね。
- 仮想マシンサーバー
- VPNサーバー
- PostgreSQLサーバー
- nodejs
などなど、開発向けにも使える機能をインストールすることができちゃいます。
仮想マシンにWindows10を入れてみて普通に動いたのには驚きました。とりあえずクッキークリックするマシンにしようと思いましたが、CPUが2コアでは辛くてやめました。
動画トランスコード機能
これが買う前に知らなくて、買った後に一番驚いた機能です。
4K動画を撮影していますが、そのまま共有したら自宅LAN内でもちょっと辛いです。スマホとかで見るなら、1080pや720p程度でも良いかもしれません。
これをファイル配置した時点で自動生成してくれる機能です。すごい。
もちろん生成するのにCPUの処理が必要だったりストレージが消費しますが、あらかじめ軽量になってることで外からでもサクサク動画が見れます。
また、事前にトランスコードする以外にも、見るときにリアルタイムでトランスコードするってのも選べますが、これはNASのスペックがかなり高くないと使い物にならなそう。
リンクで共有可能!だが…
Photo Stationというアプリを使って、アルバムを作成して共有ができます。
リンクを生成して有効期限を作ったり、パスワード認証を設けたりできるので便利なのですが、実家との共有には使わなくなっちゃいました。
なぜなら、作ったアルバムに後から追加したデータは共有されないからです。追加したらまた追加したリンクを発行する必要があるようです。(違ったらすいません)
あとはファイル自体、アルバム単位でフォルダ分けしてるので、フォルダからアルバム生成するの面倒だな…というのもありました。
結局、親のスマホにqPhotoアプリをインストールして、親用ユーザーを作ってフォルダを直接見れるようにしちゃいましたw
ユーザー発行するまでもない、突発的な共有にはURL発行がよさそうですね!
TVの録画サーバーに!
録画したブラタモリがTVにつないだHDDを圧迫していたので、NASに録画サーバーとしての機能を追加して、そちらへダビングするようにしました。
有料アドイン?が必要ですが、1000円程度だったと思うので、機能からしたらかなりお得かと思います。
<今後の運用>
かなり色々な設定ができるので、慣れるまで何度か初期化と構築を繰り返して、ようやく運用にこぎつけました。
データドライブが1つのベイしかないので、これが満タンになってきたときどうしよう…?というのがありますが、USBで接続して外付けHDDも使えるようなので、そちらへ転送しつつ移行するのかな?とか思いつつ運用しています。
いずれにせよ、本チャンデータはPCに繋いだ外付けHDDなので、ここのデータが消えてもダメージは少ない…ってブラタモリ消えるのは痛いかも!
まだ先のことだとは思いますが、そのあたりは考えておいた方がよさそうですね。
家のインフラ整い次第ではありますが、有線LANポートを10Gbps化するとかも面白そう。