もう1年以上前になりますが、SQL Operations Studioという名前でリリースされていた、データベース用ツールがいつの間にか「Azure SQL Studio」という名前に変わっていました。
以前の記事
SQL Operations Studio を試してみました - PG.Lib
使ってみて
インストールは以前はEXE配置でしたが、今はもうインストーラーが用意されてますね。
ダウンロードしてインストールする - Azure Data Studio | Microsoft Docs
Visual Studio Code同様に、WindowsだけでなくMac、Linuxにも対応しています。
軽快さは発表当時と変わらずかなり快適ですね!
テーブル、ファンクションなどのツリーはすぐ開くし、入力候補はサクサク出てきます。
UIも洗練されてきている、というかVSCode同等ですね。と思ったら、GitHubみるとVSCodeとマージしているので当然だった。
ここまで出来ると、他のプラットフォームにも接続できたらなーという欲が出てきてしまいました。
名称も「Azure SQL Studio」であって、「SQL Server Studio」ではありませんしw
せめてAzureでホスト出来るデータベースエンジンはカバーしてほしいなーと思ったり。MySQLとかPostgreSQLとか。
Azure Database for MySQL – 完全管理型サービス | Microsoft Azure
Azure Database for PostgreSQL | Microsoft Azure
惜しい点
色々使ってみてて、惜しい点が少しだけありました。
あまり経験ないんですが、GitHubに投げてみようかなー…
ファンクションの引数候補
クエリ入力時の候補としてファンクションの関数名は出てくるのですが、カッコを入力してから引数の候補が出てきません…。
関数名のツールチップ上には出てるので、ここからコピペするのが現状の近道ですが、ここはSSMS同様に入力しながら引数の候補が出てくれるといいなーと思いました。
ストアドプロシージャの場合、「Script as Execute」で開くと必要な引数をすべて用意してくれてるので、SSMSのダイアログ形式よりはやりやすい!と思いました。
スクリプトのまとめて出力
複数のスクリプトを選択して、まとめてクエリウィンドウに出せると便利なんですよねー。
SSMSではファンクションの更新日時でソートして、更新分だけまとめて出力する。なんてことをやってたりしたので。
まとめ
思い出したかのように使ってみたら、想像以上に快適でしばらく常用してみようかと考えています。
問合せとかでササっと接続したいケースは多いのですが、SSMS(SQL Server Management Studio)だと起動が遅く待たせてしまう事が多々ありましたが、Azure SQL Studioであれば待ち時間をかなり短縮できそうです。
- 作者: 大和屋貴仁
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