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イレクターでハンコンのスタンドを作った話

10年ぶり2回目のトライなのですが、イレクターでハンコンスタンドを作りました。

ハンコン

Forza Horizon 4をより良く体験する為、ステアリングホイールコントローラー(通称ハンコン)を購入しました。


中古ですがThrustmasterのものを購入し、Xbox OneまたはPCで使える製品を探しました。

Ferrari 458 Spider Raching Wheel for Xbox One【正規保証品】

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Thrustmaster
  • メディア: Video Game


Xbox、PS4、PC全てに対応したものは何かの理由で存在しないらしいですね…


同じものをジャンク扱いで購入したんですが、ちょっと修理したら使えるんじゃね?と考えてたのが本当にジャンクでしたw

その際、中を開けてバラしてみたのですが、直径2cmくらいのゴムを捻じることで、戻る力を生み出すような仕組みをしていました。うーんアナログ。

フォースフィードバックがあればもっと良いはずですが、ジャンクで失敗していた経緯もあり予算があまりなかったので仕方ありません…

あとThrustmasterの製品は中古での購入は一切サポートを受けられないみたいなので、修理して長く使いたい方は新品での購入を強くお勧めします。

イレクター

ヤザキが出しているスチールパイプ的な製品で、ホームセンターに良く売っててDIYに使ったりします。


ジョイントの種類が豊富で、色々な形のものを作ることができます。


専用のカッターも売っているので、かなり自由に形状を考えることができます。

設計してみた

色々検索するとイレクターでハンコンスタンドを作っている方が出てきます。


出来れば折り畳めるようにしたいなーと考えていましたが、強度の確保や稼働することで重くなる点が気になり断念。シンプルかつ安定性があるものを目指しました。


またご家庭的には置き場問題が重要。大きなものを据え置くにはそれなりの理由が必要になってきます。


今回はリビングに在住しているロボット掃除機君の上空がデッドスペースになっていたので、そこを活用できるようにする方向としました。

設計図

色々メモしながら設計図を書いてみました。

かなり汚いですが、作ってみないとダメな点も分からないので、だいたいこの内容で進めてみる事に。


ジョイントの型番もメモしてありますが、結局別のものにしてある場所もあります。

材料の購入

最初はオンラインショップで購入しようと思ったのですが、下見に行ったホームセンターで想定していたパーツが全てそろっていたので、そのまま購入してしまいました。

ハンドルを固定する天板もホームセンターなら、指定のサイズにカットしてもらえたりするので、後の作業が楽ですね。

組み立て作業!

購入から組み立てまで約4時間程度かかりました。慣れると短縮できそうですがそう何度もやる事ではないですね。

イレクターパイプ切断

購入したカッターでイレクターを指定のサイズにカットしていきます。コレが一番しんどかったです。

カットするのにカッターをグルグル回すのですが、固定されていないと切ることができません。なので回す手と反対の手で固定します。

また、刃をキツめに当てないと切ることができません。キツく当たると回転させるのにより力がいります。さらに固定する手の力が必要になります。

1カットするのに100回転は余裕で必要なので、10本もカットしてたら腕力も握力もがボロボロです…

万力で固定出来れば最高なんですが、一般ご家庭に万力が設置されているはずもありません。

仮組み

カットが終わったらとりあえずジョイントに繋げていきます。完成が見えると気分が上がりますしね。

余力があればサイズ調整とかココでしておいた方が良いと思います。

天板取り付け

天板をネジで固定します。なおイレクタージョイントのネジ穴径はM4でした。


接着

イレクター専用接着剤を使って固定していきます。


スポイトで液を吸って、ジョイントの隙間に注入していきます。かなり臭いがキツかったので、屋外での作業は必須だと感じました。


1時間もすればかなり強力にくっつきますが、完全乾燥には24時間置いた方がいいそうです。

完成!

ってことで完成しました!

一気に仕上げたので周りも真っ暗。


まだペダル部分をどうするか考えていませんが、ハンドルを固定して楽しめる環境はなんとか整いました。


若干ハンドル位置が高い気がしましたが、座椅子にクッション敷いて調整すればどうにかなりそう。


ハマった点

いくつかミスったところがあったのでご紹介。

パーツの買い間違い

オンラインならまず無いんですが、複数個同じものをカゴに入れたつもりが、全然違う商品を買ってましたw


多分棚のなかで混じってたんでしょうね…。帰って広げてみたら「なんじゃこりゃ?」でした。

サイズ不足

イレクターパイプは色々なサイズで販売していますが、単純に必要な長さの合計で購入してしまうと、足りなくなってしまう事があるので注意が必要。まぁ当たり前のことだと思いますが…

長さ間違い

イレクターあるあるかもしれませんが、ジョイントの形状次第で必要なパイプの長さが変わることがあります。

今回の場合、土台部分のT字とL字でジョイントで長さが違いました。

・T字の場合


・L字の場合

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T字はパイプの上にジョイントするんですが、Lはパイプ横までジョイントが来ます。そうするとT字の方がパイプの高さ分短くする必要があるんですねー。

今回は長すぎたので良かったのですが、短すぎてしまった場合を考えるとゾッしますね。気を付けないと。

まとめ

まずはやってみよう!で作ってみましたが、思ったより良くできました。

カッターが高かったんですが、パーツはそれほど高くないので、2回目はそれなりの材料費で済みそうです。

ペダル部分はおいおい考えるとして、第2弾では強度を出しつつ折り畳めたらなーと考えてみたり。